目次
木でおしゃれなオリジナルグッズ製作、商品開発、OEM、ODMのMokuコラムです。
前回の更新は、年末年始の休暇のご連絡でしたので、実質コラムの再開は2018年11月以来、約3年5か月ぶりとなります。毎週1,2回ペースで更新ができたらいいな。と思っています。
さて、コラムの更新がなくなって3年ちょっとで世界は大きく変わりました。世界的に環境と人権への配慮が強くなってきていて、Mokuへのお問い合わせでもにSDGsを始めたいといったお問い合わせをたくさんいただきます。
今回は、そんなSDGsや環境配慮時代のオリジナル商品開発、OEM、ODMについて書いていきます。
なぜ、Mokuのオリジナル商品開発やOEMがSDGsになるのか?
Mokuでの商品開発やOEMは、いわゆるSDGsの取り組みでつくられたいろんなアイテムとはちょっと違います。というのも、木をつかうことで森が守れられる仕組みだからです。
木をつかうというと「環境破壊になる。」と思われるかもしれません。
たしかに、人の手の入っていない自然の森、原生林などの木を切ってつかうのは自然破壊につながります。ですが、私たちが使う木は、これまで人の手が入ってきた林業でつくられてきた人工林や里山の木です。
こういった人の手が入ってきた森では、人の手によって木々の間隔を調整して太陽の光を森に届ける間伐や、ほうっておくと鬱蒼とする枝葉を落として風通しをよくする枝打ちといった適切な管理をしていかないと森が崩壊してしまいます。
日本は6割強がこの人の手が入ってきた森がひろがっていますが、高齢化や安価な外国の木材が流通したことなどで林業が衰退して人の手が入らなくなってきています。
こういった人の手がはいった森の木、いわゆる間伐材をつかうことは、ほんとうは使われる木を有効活用する取り組みでSDGsでは「つかう責任、つくる責任」の取り組みになります。また、適切な森の管理をすることで「陸の豊かさも守ろう」の取り組みにもなります。
おしゃれな商品であるだけではなく、つかうことでSDGsになり、森をつまもり、未来をつくる。オリジナル商品の開発でもそういった取り組みを取り入れてみませんか?
では、最後までお読みいただきありがとうございました。