目次
コラム担当なかのひとです。いつもMOKUのコラムをお読みいただきありがとうございます。これまでも何度か書いてきていますが、世界的に環境配慮の時代になってきていますね。
SDGsという言葉を聞かない日はないですし、カーボンニュートラル(炭素中立)という言葉もビジネス書の枠を超えてテレビなどでもちらほら聞かれるようになってきています。また、それら環境をはじめ人権面での配慮を踏まえた経営を評価するESG経営という言葉もじわじわと広まりを見せてきています。
ESGについては、過去のコラムでも書いておりますので興味がある方はぜひお読みください。
https://novelty-moku.com/blog/bank-novelty
ESGについては、大手都市銀行はもちろん、中小企業企業が資金繰りにて頼りにされる地方銀行も対応を迫られている分野です。ESG経営の評価で融資や出資に有利になるだけでなく、金利が優遇されるといったメリットも大きくなってきています。ちなみに、ESGをはじめるにはSDGsを始めることで対応できるのですが、このあたりのこまかな内容については、弊社「Concept Book SDGsはじめる一歩目 」にて細かく説明をしています。ぜひお読みください。
( 資料集・事例集 ) https://info.eco-pro.ne.jp/l/962553/2022-05-09/71hh2
そんな背景もあって、「OEMでの依頼もSDGs対応ってどうなっています?」や「カーボンニュートラルの取り組みで使いたいんだけど、どうなっています?」といったお問い合わせもよくいただいています。今回のコラムは、そんなOEMにもSDGs?です。
OEMにもSDGsや環境配慮の時代到来
「いま気候変動問題を放置すれば人類はほぼ確実に壊滅的な影響を受ける」
と、Microsoft創業者ビル・ゲイツは自身の著書”地球の未来のため僕が決断したこと”で語っています。
先にもありましたがESGについては、世界的におおきな流れとなっていてESGを配慮した経営をしていると株価に大きな影響があり、投資や出資の分野ではすでに全体の4割強をこのESG関連への投資が占めているとされています。カーボンニュートラル(炭素中立)については、日本を代表する自動車メーカーのHONDAがその対応のために社内の精鋭をあつめるためにF1からの撤退を余儀なくされました。
そして、このESG対応の流れは今後いっそう強くなっていきます。
ESGに対応しないと、大企業では株価に影響がおよびますし、中小企業でも、大手企業でESG経営を進める大手からの仕事が受けられなくなったり、銀行の資金繰りで不利になる時代になってきています。ESG対応をしないことは、この世界的な変化、大きな流れに逆らうことになります。そして、日本はこのESGへの対応がだいぶ遅れています。
まさに、ESGやSDGs、環境と人権配慮の黒船来航です。このような背景があってOEMやノベルティでSDGsやカーボンニュートラル対応がされていますか?というお問い合わせが多くなってきています。
どうしてMOKUの木製グッズはSDGsやESG、カーボンニュートラルになる?
はい、ここからは完全なる手前の味噌をこねこねしながらのポジショントーク満載でお伝えして参ります。まず大前提としてですが、日本の森の木についてです。
日本の森は、大きく二つに分けられます。
1・人の手の入っていない原生森
2・人の手の入った里山や人工林
この2つです。1の人の手の入った原生林の木は切ったりしたら自然破壊、環境破壊、生態系や生き物の多様性に大きな影響が出ます。こちらの森の木を切るのはダメです。一方、2の人の手の入った里山や人工林の木については、むしろ、定期的に切ったり、枝を落としたりしないと自然破壊、環境破壊、生態系、多様性に影響が出てしまいます。
私たちが木製グッズにつかう木は、こちらの人の手の入った里山や人工林の木です。
木をつかうことで、これらの森を豊かにするサイクルをつくります。
そのため、「SDGs陸の豊かさも守ろう。」をはじめ、気候変動や温暖化の原因とされる二酸化炭素を吸収しやすい若く元気な森を増やしてくれるので「SDGs気候変動への具体的な取り組みを」はみちろん、ESG経営やカーボンニュートラル経営にもばっちりと対応しています。
そのほかにも、地方創生的なアクションでは、2011年の東日本大震災の被災地復興のための継続的な雇用支援で南三陸への工場新設、東京都檜原村への工場新設で過疎化や林業などの地域活性化についての取り組みを実施。また、木製グッズのアイテムデザインで伝統技巧を用いて、その技術継承を若い世代へと繋いでいく取り組みにも積極的に行っています。
このあたりについても、「Concept Book SDGsはじめる一歩目 」にて細かく説明をしています。ぜひお読みください。
( 資料集・事例集 ) https://info.eco-pro.ne.jp/l/962553/2022-05-09/71hh2
まとめ
「OEMにもSDGsの時代」でした。フルオーダーのデザイン、OEM実績事例についてもダウンロードできます。
「Concept Book SDGsはじめる一歩目 」
「Case Study ノベルティOEM実績事例集」
( 資料集・事例集 ) https://info.eco-pro.ne.jp/l/962553/2022-05-09/71hh2
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。