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OEM文具でZ世代に刺さる企画は?共感されるサステナブルな文房具

「Z世代に刺さる文具、作りたいんです。」最近よく聞くこの言葉。でも、かわいいやおしゃれは、もはや当たり前に。さらにいうと、エコな素材をつかってサスティナブルなんです!というのもやっているところはやり始めていて、おしゃれで […]

2025年06月03日

Category:
OEM
担当:なかのひと1号

目次

    「Z世代に刺さる文具、作りたいんです。」最近よく聞くこの言葉。

    でも、かわいいやおしゃれは、もはや当たり前に。

    さらにいうと、エコな素材をつかってサスティナブルなんです!というのもやっているところはやり始めていて、おしゃれでエコという領域まで進んでいます。

    ちなみにですが、Z世代に向けた文具、文房具を作りたいと検討中の方向けに、企画、OEM製造、どんな提案をすればいいか?「OEM文具ってなにができる?」をさくっと知りたい!という方は、(h3)選ばれる文具のOEM商品紹介 にて詳細を解説していますので、お急ぎの場合はそちらをお読みください。

    このコラムは、MOKUのコラムを担当しています、マーケティング責任者コラム担当なかのひと一号が書いています。

    さて、文具や文房具に関わらず、Z世代では「かわいくて、おしゃれで、エコでサスティナブル。」これが前提となりつつあります。Z世代の消費意識。

    彼らが心を動かすのは、“自分ごと化できる”ストーリーやコンセプト

    ストーリーに「サスティナブル」や「エモい」というキーワードが加わることで、
    文房具は“モノ”ではなく、“共感”を持ち運ぶツールになります。

    たとえば、間伐紙で作ったシールが、森を守る物語を背負っていたら?
    再生木材から生まれたスタンプが、「かつて神社の大樹だった」なんて背景を持っていたら?

    ただの雑貨が、“意味のあるプロダクト”へと変わるのです。

    このコラムでは、Z世代がどんな価値観に共鳴しやすいのかエモ×サスティナブルな文具企画のヒント、そしてOEM製造の際に押さえておきたい差別化ポイントを具体的に解説していきます。

    Z世代に“選ばれる文具”をつくりたいすべての方へ。「エモい」の、その先にある価値を、一緒に探ってみませんか?

    サスティナブルの次の価値と文具OEM

    「サスティナブルな素材を使っています」それは、もはや“アピールポイント”ではなく、“最低ライン”になりつつあります。

    再生紙、間伐材、大豆インク、FSC®︎認証、ほかには海洋プラスチックやコーヒー豆の資源アップサイクルと……どれも価値ある取り組みではあるけれど、それだけで心が動くか?といえば、Z世代にとっては「ふつうに良いことだよね」というやって当たり前に近い感覚になってきています。

    全員がそうなっている。というわけでなないですが、SDGsが学校の義務教育になった世代ではこの意識が強いといいます。そのサステナ意識に加えて、オーダーメイドで文具がつくれる。カスタム製作が可能な文房具といった、形的な要素も欠かせません。

    Z世代の購入に強く関わってくる物語やストーリー性をOEMに

    さらに求めているのは、“そこにどんな物語があるのか?”ということ。

    「誰が、なぜ、それをつくったのか?」
    「それによって、どんな未来が生まれるのか?」サスティナブルな“エモさ”というのは、感情移入できる背景世界観によって生まれます。

    素材ではなく、意図に。商品ではなく、体験に。モノではなく、“物語の一部として選ばれる”かどうか?これが問われています。

    先日書いたコラムでもストーリーの重要性を書いていますのでよかったらぜひお読みください。OEMの文具や文房具が、文具が求められていく環境配慮や社会意義などを書いています。

    文具・文房具のOEMは、サスティナブルやSDGsを超えESGが必須に?

    https://novelty-moku.com/blog/sastina-stationary-oem

    例えば、昔よくあった社会貢献的な販売方式として「売上の○%を社会貢献性の高い事業に寄付しています。」というようなものがあります。

    当時はすごいことしているな。と思ったものですが、ここ最近では、こういうことをしている企業が結構見られるようになってきていて、ああ、みなさんやっているんですね~と思う感じになっています。

    サスティナブルな文具のOEMSNSに投稿したくなるように

    いや、実は、わたしたちもそういうことしているんですよぉ…

    https://eco-pro.ne.jp/forestaid/

    まぁその、こういうのも大事なのですが、もっともっと自分ごとのストーリーなんです。

    例えば、海って森が最適に管理されていないと、海のなかの藻などが育たなくなってしまうんですね。

    木を使うといっても、この海の森を育てるプロジェクトということであれば地域を指定して、その地域である理由、「この地域の海外に産卵にくるウミガメの食べるものがなくなってきている。」など

    「ウミガメの森のサスティナ文具」と銘打って、売上の一部とかではなく、もうこの製品の購入がストレートに、その海の森を守り、未来に繋がる。というアクションにしてしまう。

    そして、プロジェクトスタート前の状況、途中経過で2,3年でここまできました。未来のゴールはここです。という購入がたただの消費ではなく、購入がそのプロジェクトへの参画、投票というアクションになっていくようなストーリーが大事になっていきます。

    その商品を手にすることで、「わたしも少しだけウミガメの森を守った気がする」という小さな感情につながるかどうか?

    「ちょっと人に話したくなる」し、「SNSに投稿したくなる」ようといった世界観の創出がZ世代向けのサスティナブル販促となっています。

    エモの感情をどう重ねるかが、企画のカギを握ります。

    文具OEMエモさとストーリー性「共感」と「自己表現」

    Z世代に限った話ではなく「買い物」が、単なる消費行動から、共感を元にした投票に近い行動になってきています。それは、自分の価値観や世界観を社会に表明する“意思表示”であり、「これを買う=自分はこういう人間です」というセルフブランディングの一環といっても過言ではありません。

    かくいう私も、財布がちょっと変わっていて廃棄される車のシートやシートベルトなどから素材を回収してアップサイクルした財布を使っています。

    この傾向が顕著なのがZ世代を軸にした若い世代。

    下記の記事でも同様にことが書かれています。

    引用:~パナソニック|家電に関するサステナブルな取り組みを紹介~https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000818.000024101.html

    単にサスティナブルなだけでなく、その商品を買うことでどういう貢献になり、それを自然と誰かに伝えられたり、SNSに掲載することで、それいいね。と共感があつまっていくこと。これに自己表現やアイデンティティの構築になるような要素があると尚よさそうです。

    SNSで顕著なサスティナブル購入と共感・自己表現

    特にSNSでは、その傾向が顕著です。

    「#買ってよかった」ではなく、「#私の選択」「#この価値観が好き」といったハッシュタグが並んでいて、

    自分の価値観として、感性や信念に合ったプロダクト、その選択をしたことを“自分らしさ”として共有する動きが強まっています。これらからわかるように「自分ごと化できるかどうか?」と「共感したくなるストーリー」の二つが必要となってきています。

    「買った」ではなく、「共に歩む」。モノとヒトの関係が変わった今だからこそ、商品には“共感”と“自己表現”のスイッチが求められています。

    海外では、もうすでに2020年ごろにはこの志向が進んでいて、購入は、自己表現・社会的なスタンスの表現方法になってきていて、購入にはそのブランドのスタンスや行動を見ている。実際に何をしているか?が問われているとも言えます。

    単に、売り上げの%を。だけではお客様が動かなくなってきている理由はこのあたりにあります。

    OEM文具で選ばれるブランドに「意味のある選択肢」とは

    Z世代やM世代のなかで見られる消費の変化は、具体的な社会貢献のアクションとなるようにすることで、その企業が目指す社会をや理念を実現することを応援することを実感できるかどうか?「意味のある選択肢」となっているかどうかに変わってきています。

    ただ、だからといって、利益は上げてはいけないとか、会社を大きくすることよりも社会貢献や環境保全だ。という社会的な活動に100%割り振るようなことではなく、むしろその姿勢を応援するから企業として利益をしっかりとあげてほしい。従業員を増やしてほしい。そのために私たちが購入という応援をする。全てがその貢献的な活動につながって、無理なく続いていく。そういう仕組みに共感することが多いようです。

    意味のある選択としてのOEM文具とは

    先の仮テーマの「ウミガメの森」に貢献するには、その地域の森の間伐材や管理ででた木をつかって、文具をつくる。それを購入することが自然と森の維持管理になっていく。森が豊かになることで、ウミガメの海も豊かになっていく。

    この場合は、この森の木をつかってOEMやオリジナルグッズとして文具、文房具が作れないと意味がありません。

    私たちは、材料支給でもオリジナルグッズやOEMで商品が作れるので、「この森の木でなにかつくれませんか?」とお問い合わせいただければできる商品をお伝えできます。

    選ばれる文具のOEM商品紹介

    ここでは、Z世代に向けてOEMで文具、文房具を作りたいと検討中の方向けに、企画の考え方、OEM製造の実現、提案までを解説しています。

    オリジナルグッズが100個からつくれるMOKUの文具、文房具のオリジナルグッズで、選ばれるブランド商品になりそうなアイテムを紹介します。

    ・デコれる手帳スタンプ

    https://novelty-moku.com/product/jb564

    ・オリジナルスケール

    https://novelty-moku.com/product/jb112/

    ・オリジナルブックマーク

    https://novelty-moku.com/product/jb097/

    私たちの商品だと、このあたりの商品がOEM文具、文房具でZ世代向けに提案できそうです。

    デコれる手帳スタンプは、スタンプ部分を自由にデザイン変更可能なので、うみがめの形でオリジナルグッズをつくったり、オリジナルスケールも自由度高くデザイン変更ができるので、形もしっかり変えてものづくりが可能です。また、オリジナルブックマークも同様です。

    おしゃれで、かわいいらしいデザインで、それでいてしっかりと理念的なことにつながる商品の提案。

    そういう課題解決型のサスティナブルなOEMを提案できます。

    ちなみにですが、FSC®︎認証というサスティナブルな森の資源を有効に使った商品であることの国際的な認証も取得可能な商品もZ世代向けでは有効です。

    また、私たちの商品は、基本的に国産の木を国内で製造しています。そのため、商品として採用いただくだけでも、森の資源を有効に使い。生物多様性をはじめとする森の保全につながったり、日本の木工加工などの伝統技巧を未来の世代に繋いでいくアクションとなっています。

    詳しくは https://novelty-moku.com/esg-contribution

    ちなみに納期的なところでは、ざくっと30日です。

    産地指定があったり、材料をこれをつかってほしい。などがあるとちょっと変わってきますので、その場合にはお問い合わせください。

    まとめ 選ばれる文具のOEMとは?

    文房具はこれまでは「機能」や「価格」で選ばれるものでした。そこに2010年ごろから「デザイン」や「利便性」が重視されるようになってきて、Z世代の登場により「共感」や「意味」で選ばれる時代となってきました。

    「この素材は、どこから来たのか?」
    「誰が、どんな想いで作っているのか?」
    「これを手にすることで、どんな未来につながるのか?」

    ──その問いに、ちゃんと答えられるブランドこそが、次の時代に選ばれるブランドです。

    実際のところ、価格や機能といったところで購入が進んでいた時代からこれを見てしまうとちょっと大変で「めんどくさく」感じてしまうかもしれません。

    でも、消費者の意識だけでなくESG経営やJPX(東京証券取引所)が2025年に改訂したガイドラインでも、この「どこの」「誰が」「どうつくっているのか」が厳しく問われるようになってきています。詳しくは下記のリンクをおよみください。

    引用:姉妹サイト:Wood+「JPX2025改訂でノベルティもSDGs対応が求められる時代へ|見られる販促の新常識」

    https://eco-pro.ne.jp/columns/jpx2025-novelty/

    (h3)心を動かすOEM文具をサスティナブルに

    とくにZ世代やM世代に「選ばれる文房具」は、機能などで日常や仕事をそっと支える道具でありながら、ほっこりできたり、笑うツールであったり、その人の価値観や意思表示を表現する“メディア”にもなれるようなものとなってきています。

    もし、あなたのブランドが「ウミガメの森を守る一歩」になるなら。
    もし、あなたのOEM商品が「未来への小さな投票」になるなら。“共感の物語を届ける”文房具。私たちの活動的には、機能性でそういうものを提案することは難しいのですが、そんな想いに応えるものづくりにはバッチリ対応ができます。

    地域の森の木を活かした産地指定のOEMや、地域資源を生かしたオリジナルグッズで、エモ×サスティナブルな商品ストーリーまで、OEMでものづくりにとどまらず一緒に伴走します。

    「どうせなら、誰かの心を動かす文具をつくりたい。」 そう願うみなさまと、次の物語をはじめられることを楽しみにしています。

    では、最後までお読みいただきありがとうございました。

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