目次
先日6月10日から、外国人観光客の受け入れが始まりました。とは言え、こちらの受け入れはまだパッケージツアー、添乗員付き団体旅行客に限ったものです。本格的なインバウンドといわれる自由に入国して自由に行動できる外国人観光客の受け入れについては、まだちょっと先になるようです。なお、海外のとくに欧米ではすでに外国人観光客の受け入れについては大きな規制はされていないこともあり、日本も今回のパッケージツアーの再開から海外観光客、インバウンドの本格再開となると思われます。
一方で、国内での観光についてもいろんな動きがあります。例えば、国内のおおきなお祭りや花火大会が今年から再開というところが多くなっていることです。それもあってか、自治体や地域のイベントやお祭りだけでなく企業のイベントやワークショップについても開催実施されているケースが多いです。さらに、スポーツではJリーグで声を出しての応援についても実証実験がなされてニュースとして取り上げられています。今年から、観光、旅行をはじめイベントごと、お祭り、花火も大々的に再開してく流れにあることはには疑いようがない状況です。
ただ、一方で気になる点としてはここ二、三年とイベントやお祭りが開催できていなかったなかで、いろんな環境や物事が移り変わっていてニューノーマルとも評されています。そのため、かつてと同じことをしていてもかつてと同じような成果につながりにくい状況になっています。
今回はとくにお祭りや花火大会に関わることを中心にBtoBのOEM、オリジナルデザイン、こだわりのノベルティを扱っている観点からいろいろまとめていきたいと思います。
企業だけでなく、自治体にもSDGsのブーム到来。
2022年の2月に欧州で環境・人権デューデリジェンスとよばれる企業の経営かかわる指針、方針が発表されて日本でもジェトロなどで指針と対策についてが取り上げられています。この環境・人権デューデリジェンスについては、ざっくりといいますと、SDGs的な人と自然環境にやさしいことをしましょうね。というものを企業の義務として位置付けて、定期的にその取り組みを発表してね。というものです。
これは、まだいまのところ指針というか、方針というか、その位置付けのようなものではあるのですが、ESG経営や投資なども大きく絡んで本格的に承認されて企業の義務として定められることがほぼ確定とされています。ただ、これは欧州での話、かつ経営規模、売上などが大きな一部の企業が対象で、欧州でも数%程度の企業が対象で始められるとのことです。なので、日本だけであればいますぐなにか対策が必要か?と言われると、まだ大丈夫だと思います。ただ、世界的にESG関連の金融市場は金融業界全体の40%を超えてさらに大きくなると言われていて、日本でも東証の再編などがこのESGへの対策とされています。なので、いまは大丈夫でも、来年、再来年とじわじわと他人事でいられなくなるかと思われます。
ちなみに、このSDGsやESGの動きは地方自治体でも大変なブームになっているようです。
開催寄付やスポンサーにはESGで
さて、ちょっと話がそれてしまいましたので、ぐいっと戻します。
花火大会やお祭りといいますと、やはりなんといっても協賛金、スポンサー集めと市民からの寄付で開催されるケースが多いかと思います。もちろんかつてのように企業や団体へどさ回りをして協賛を依頼して、というのもありなのですが、このニューノーマルの流れもあってどさ回りをしても企業に担当者が不在、もしくは決済決定を行う人が不在、ステークホルダーがいない。などの状況がうまれています。どさ回りをしても、担当者が不在で、話ができない。となっては効率も低下しますし、時間もかかってしまい開催に必要な協賛が得にくい状況となっています。
また、この情勢で経営として波にのれた企業とそうでない企業の間では大きな差が生まれてしまっています。かつては協賛が問題なかった企業でも、今年はちょっと…としぶられてしまったり、協賛金を減らされてしまったりというケースも大いに考えられます。
この企業担当者不在、企業経営の変化の2点を踏まえた上で、お勧めしたいのがESGにつながります。というアピールの仕方になります。
先にもあげましたが、ESGは大きな企業にとってははずせない金融市場の注目株となっています。協賛がそのままESGとしてつながります。という形にまとめることで企業としてもプラスの要素が強くなり、協賛に前向きになってくれるはずです。
また、担当者不在に対しても資料をただ渡してくる。ではなく、祭りや花火大会のオリジナル商品やOEMアイテムを試作して資料といっしょに配布して手元に届きやすくするなどで対応ができます。
さらに、開催にあたっては自主的な開催に向けて費用を集めている姿勢を協賛を募る企業や市民に魅せることで、応援したくなるイベントとなります。クラウドファンディングやオリジナル商品の販売など、小さくとも地道に活動をすることで支援が集まるようになると思います。
お祭り、花火大会協賛、クラウドファンディングにおすすめのOEM、オリジナルアイテム
では、この情勢を踏まえた上でのお勧めアイテムについて取り上げていきます。SDGsやESGのテーマといえば大きくわけて2つあります。1・自然、環境の保全保護 2・人や地域、文化などへの貢献 の2つです。
なので、「このアイテムを買ってくれると地元の森の生態系や森が守られるんです。」「地元の材をつかっているので、つかうことで地域の活性化につながります。」といったグッズ+αの価値が大事なります。
例えば、〇〇県で開催される花火大会に協賛を募るのであれば、〇〇県の県産材を用いて花火大会のグッズをつくる。そうすると、その地域の森の生態系や環境が守られて地域の活性化にもつながり、花火大会の協賛にもなる。SDGsやESGの観点もありつつ、地域を離れた人でもローカルプライドがくすぐられるアイテムになりクラウドファンディングでの返礼品としてもおすすめになります。そういった取り組みができそうなアイテムとしてお勧めOEMオリジナル商品について取り上げます。
オリジナルデザインで製作可能なうちわ
https://novelty-moku.com/product/jb247-2/
取っ手で洗練されたデザインが評判のOEMアイテムです。事例としては、三井不動産様の事例で、行列ができるくらいに評判でした。
デザインもこまやかなデザイン、かつ複雑な表現もつくれます。
少しでも費用を抑えたい場合は、取っ手なしもおしゃれデザインで
https://novelty-moku.com/product/jb203/
こちらは、協賛どさ回りなどで担当者やステークホルダーの方へ回る際の配布アイテムとしておすすめです。こちらもデザインが自由でエコです。
たくさんつくってしまってあまっても街中でショッピングモールや大型ホームセンターなんかで開催する寄付イベントで〇〇円以上の寄付でプレゼントしています。とアップセルとしても使えます。
ぶんぶんごまをお子様向けの寄付ワークショップで
https://novelty-moku.com/product/jb477/
大型のショッピングモールや大型のホームセンターなんかでたまに寄付ボックスを持って「〇〇まつり開催のための寄付をー」と大声をあげているのを目にしますが、あちらもニューノーマル時代ではちょっとやり方を変えた方が良い気がします。
提案といっては恐縮ですが、ワークショップ形式でお子様向けに伝統的な遊びのぶんぶんこまつくりワークショップイベントを開催して、参加費用として寄付を兼ねたお金をいただくようにして、人を集めるのではなく、人が集まるようにして、ソフトランディングな寄付を募ることなどでニューノーマルにも対応しつつ、花火やおまつりの興味もひけるようになります。さらにいえば、イベント活動をHPなどに掲載してクラウドファンディングなどに乗せたり、ESG関連の項目で提示することで二手三手先を読んだアクションにつながります。
クラウドファンディング向けのアイテム木札
https://novelty-moku.com/product/jb085/
最後に、クラウドファンディング向けのアイテムを紹介します。クラウドファンディングといえば、購入方と寄付型とに大きく分けられますが、トラブルが多くなりがちな購入型ではなく寄付型の方で返礼品という形で寄付を募るのがおすすめになります。
こちらの木札は、地元の木で作れます。お祭りや花火大会の寄付になりつつ、木札は地域の森や自然の保全、保護につながり、地域の林業などの活性化になり地域貢献、地方創生につながります。オリジナルパッケージのデザインまでできますし、なんならその後の個別配送までも弊社にて一括、いっさいがっさいをお任せいただけます。
まとめ
花火大会やお祭りの協賛、寄付、クラウドファンディング向けのアイテムについて紹介いたしました。
今回紹介していますアイテムは全て、国産の木材をつかってつくっています。私たちは、木をつかうことで日本の森の環境をまもり、未来をつくっています。
木を使うというと一般的に、環境破壊的なイメージを持たれることもあります。ですが実際は、木をつかわないことが日本の森にとってはダメージとなっています。
日本に多く広がる人工林や里山では、昔から森に人の手をいれることで森の環境を守ってきました。
木が密集しすぎると森の栄養を奪い合ってしまうので、適切な感覚であえて木を切る間伐や、森のなかへ太陽の光が届くようにする枝打ちなどがその人の手です。
ですが、林業の衰退をはじめ山間部の過疎化、海外からの安価な木材の流通などいろんな問題が重なり、人の手がはいらなくなってしまいました。
人の手が入らなくなった森では、木々が密集しすぎて森の土の栄養を奪いあって木が脆く細くなっています。また、枝も鬱蒼として太陽の陽を遮り、鬱蒼とした空間には通気もわるくなるので湿気がたまって動物も植物も病気がちになります。
そんな栄養の行き届かない脆く細い木は、根っこも浅くなるので強い雨風に晒された時にしっかりと土を掴むことができません。そのため、これまで問題のなかった雨風で崖崩れを起こします。
また、元気のなくなった森では、そこに棲む動植物が食べるものがすくなくなっていき、生態系や生き物の多様性が乱れます。街に降りてくる動物が増えてきているのはこういった背景もあります。
国産の木をつかうことは、かつてのように森に人の手を入れて、わかく元気な森を取り戻すことです。
人の手が入らなくなった放置された森と、人の手が入った若く元気な森とでは、気候変動の原因とされる温室効果ガスの吸収効率にも違いがあります。もちろんですが、若く元気な森のほうが、気候変動への具体的な取り組みにつながります。また、根っこも深くしっかりと張ってくれるので、少しの雨風ではびくともしなくなり、災害にもつよくなります。木を使うことは未来を守ることにつながります。
また、自然ばかりに目がいって人をおざなりにしてしまっては意味がありません。なので、2011年の東日本大震災で被災された南三陸へわたしたちの工場を新設し、今日にいたるまで継続的な雇用支援おこなっています。
ほかには、先の過疎地域のひとつ東京都桧原村にも2019年に自社工場を新設、過疎地域への雇用創出と衰退しつつある林業の活性化につなげています。
私たちの取り組みは、言葉を選ばなければ結構ガチです。ほかにもSDGs/ESGにもしっかりと対応ができる取り組みをおこなっています。具体的にはお問い合わせください。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。