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100個から作れる木製オリジナルグッズ

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インバウンド海外観光再開目前!旅館・ホテルアメニティやOEMもおしゃれ+SDGs/ESG環境配慮の時代に

6/2に海外訪日観光客受け入れについて実証実験が行われ、明日6/10からは実証実験をもとに観光解禁となっていきます。今回の訪日外国人旅行客受け入れは、パッケージツアーという団体の添乗員付きツアーに限ったもので、個人の旅行 […]

2022年06月09日

Category:
オーダーのコツ

目次

    6/2に海外訪日観光客受け入れについて実証実験が行われ、明日6/10からは実証実験をもとに観光解禁となっていきます。

    今回の訪日外国人旅行客受け入れは、パッケージツアーという団体の添乗員付きツアーに限ったもので、個人の旅行者が自由に来て自由に行動する本格的なインバウンド観光の解禁というわけではないようです。ただ、世界的にはすでに多くの国が観光解禁となっていて、日本もこれにあわせて観光解禁となっていくと思われます。

    ここ数年は、ディスタンスの時代で海外旅行はもちろん国内も遠出はちょっと…というような情勢でした。実家へ帰省するのも、ちょっとご近所の顔色を伺って…というようななんとも大手を振って「〇〇に行ってきました!」と言いにくい情勢で、観光解禁となるのを楽しみに待っています。温泉やお酒が私を待っている……(遠い目)

    さて、そんな訪日外国人観光客についてですが、Mokuのコラム担当的に抑えたほうがよさそうなポイントが2点ほどありますので、それをまとめつつアメニティやオリジナル商品、OEMにおすすめのアイテムを紹介していきます。

    ポイント.1 円安情勢と海外観光客(リベンジ消費)、消費動向変化の関係性

    ここ最近、岸田総理も円安で海外観光客が入ってくるということは観光業や宿泊業にはうれしいながれになる。というような発言をされていました。これもパッケージツアーで受け入れの旅館を中心に、となると思いますが、本格的な観光解禁が進んでいけば旅館やホテル、観光地の飲食業やお土産ものから移動の食事、街でのお買い物と、じわじわ広がっていくと思います。

    また、日本ではいまいち経済に刺激が薄かったリベンジ消費のながれも海外訪日客によって刺激されるのではないか?と言われています。円安傾向で、おなじ金でも日本でお買い物したり、食事したほうが安い!となれば経済刺激になりますし、ちょっとだけですが期待しています。

    さて、そんな円安、リベンジ消費と経済刺激が期待できそうな情勢にむかいつつあるなかですが、気をつけたいポイントとしては、かつてのような大量消費ではなく、こだわり消費へと消費動向が変化してきているという機微を踏まえないとせっかく準備しても空振りに終わる可能性がある。というところです。

    というのも、世界的にいろんな規制があって通常消費が抑制、そのためちょっといいものを買ったり、普段いけないようなレストランなどへいったりと高級志向というと安直ですが、モノ(購入)への消費からコト(体験)へと多くの世代が志向を変えたという背景があります。思い返すと私もこの期間にちょっといいレストランや普段買わないこだわりのビールとかを買ってしまい、それまで普通に購入していたものをちょっと我慢していいビールをたまに買う。というように変化しています。

    なので、円安、リベンジ消費でお金を使ってくれやすい人が集まる。けれど、消費意識は「こだわり消費」に変化している。という感じでしょうか。 

    ポイント.2 世界的なESG市場を念頭に入れるのが吉?SDGsも?

    次はポジショニングトークっぽい感じがしてしまいますが、SDGsやESGを抑えるのがポイントになる。と思っています。

    ポジショントークを緩和するために、ちょっとだけ小噺をいれると金融市場的な話ですが世界の市場の40%以上がESG関連でしめられています。その影響もあってアメリカなどでは街の飲食店などにもESG視点でのサービスなんかが広まっていて、ここで食べると自然によいアクションにつながる。となっていて、それを基準にお店を選ぶ人がいる。とのことです。また、消費の中心とも言えるミレニアル世代とZ世代は、消費の基準にエコであること、人権意識があることなどで消費を決定される傾向があります。

    アメニティひとつとっても、石油などで化石燃料をつかったものとそうではない環境配慮のある商品とでは、後者が普通になりつつあって、前者が問題と感じる人は、日本よりも多いはずです。SDGsやESG対応でアメニティやオリジナル商品OEMを展開されることでそういった海外のESG市場になれている人や、ミレニアル世代、Z世代への訴求につながります。

    アメニティやOEMについてのおすすめアイテム

    そんな円安、リベンジ消費でのこだわり消費にこたえつつ、SDGs/ESG対応のアイテムについて幾つか紹介していきます。

    フロントに置くだけでブランディングに、スリムペントレイ

    デスク周りで活躍するペントレイ

    https://novelty-moku.com/product/jb360/

    ペンなどで宿台帳を記入したりする際にボールペンを使う機会が、ホテルや旅館での最初のアクションになるかと思います。そこで、このペントレイは環境に配慮したアイテムです。とすることで印象をよくしてくれます。

    省エネ+環境配慮のおしゃれうちわでイメージも口コミも

    取手付きの木製うちわ

    https://novelty-moku.com/product/jb247-2/

    これからあつくなる季節におすすめな取っ手つきのうちわです。一見すると木で壊れそうなイメージがありますが、紙とともに特殊加工してつくっているのでプラスチック製のものと比較しても遜色ない丈夫さです。

    こちらも環境配慮のエコアイテムです。また、おしゃれなデザインなので宿泊された海外客の方へサービスして持ち帰ってもらうことで現地で口コミ効果も期待できます。

    ヒノキのバスチップで香りマーケティングにも

     

    https://novelty-moku.com/product/jb266/

    こちらは宿泊後にプレゼントして喜ばれるアイテムです。ヒノキのバスチップです。バスチップとしてつかっても、衣類の防虫、吸湿にもなるので入浴習慣のない海外客のかたにもおすすめです。

    まとめ

    インバウンド再開にむけてのおしゃれな木製のOEM,オリジナル商品でした。今回紹介していますアイテムは全て、国産の木材をつかってつくっています。私たちは、木をつかうことで日本の森の環境をまもり、未来をつくっています。

    木を使うというと一般的に、環境破壊的なイメージを持たれることもあります。ですが実際は、木をつかわないことが日本の森にとってはダメージとなっています。日本に多く広がる人工林や里山では、昔から森に人の手をいれることで森の環境を守ってきました。

    木が密集しすぎると森の栄養を奪い合ってしまうので、適切な感覚であえて木を切る間伐や、森のなかへ太陽の光が届くようにする枝打ちなどがその人の手です。ですが、林業の衰退をはじめ山間部の過疎化、海外からの安価な木材の流通などいろんな問題が重なり、人の手がはいらなくなってしまいました。人の手が入らなくなった森では、木々が密集しすぎて森の土の栄養を奪いあって木が脆く細くなっています。また、枝も鬱蒼として太陽の陽を遮り、鬱蒼とした空間には通気もわるくなるので湿気がたまって動物も植物も病気がちになります。

    そんな栄養の行き届かない脆く細い木は、根っこも浅くなるので強い雨風に晒された時にしっかりと土を掴むことができません。そのため、これまで問題のなかった雨風で崖崩れを起こします。また、元気のなくなった森では、そこに棲む動植物が食べるものがすくなくなっていき、生態系や生き物の多様性が乱れます。街に降りてくる動物が増えてきているのはこういった背景もあります。

    国産の木をつかうことは、かつてのように森に人の手を入れて、わかく元気な森を取り戻すことです。

    人の手が入らなくなった放置された森と、人の手が入った若く元気な森とでは、気候変動の原因とされる温室効果ガスの吸収効率にも違いがあります。もちろんですが、若く元気な森のほうが、気候変動への具体的な取り組みにつながります。また、根っこも深くしっかりと張ってくれるので、少しの雨風ではびくともしなくなり、災害にもつよくなります。木を使うことは未来を守ることにつながります。

    また、自然ばかりに目がいって人をおざなりにしてしまっては意味がありません。なので、2011年の東日本大震災で被災された南三陸へわたしたちの工場を新設し、今日にいたるまで継続的な雇用支援おこなっています。ほかには、先の過疎地域のひとつ東京都桧原村にも2019年に自社工場を新設、過疎地域への雇用創出と衰退しつつある林業の活性化につなげています。

    私たちの取り組みは、言葉を選ばなければ結構ガチです。ほかにもSDGs/ESGにもしっかりと対応ができる取り組みをおこなっています。具体的にはお問い合わせください。

    では、最後までお読みいただきありがとうございました。