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ここ数年でSDGsという言葉が急速に広まりました。世界的にも環境や人権への意識が高まりをみせていて、国はもちろん企業がそういった配慮に欠ける行為をしていたり、黙認していると指摘され問題になることがあります。
また、脱プラのながれも急速に強くなっています。海洋プラスチックとして問題になることはもちろん化石燃料を原料にしているため環境負荷が大きいということも問題となっているようです。
私たちMoku、フロンティアジャパンへのお問い合わせもSDGsや脱プラスチックに取り組みたい。というものが増えてきています。今回は、そんななかで実績紹介をいくつかしていきたいと思います。
ロゴナジャパン|木製メイクパレット
ロゴナジャパン様の詳細については、フロンティアジャパンWood+コラム
お客様事例紹介|ロゴナジャパン様「luamo」木製パレット 商品開発&Be Organic銀座本店様 店舗什器にて
毎日の化粧に欠かせないメイクパレットの多くはプラスチック製のものがほとんどでしたが、木製のもので使い捨てではなく長く使ってもらえるように化粧のアイチークなどを入れ替えができるようにしています。SDGsでは「つくる責任、つかう責任」の取り組みになります。
ヒルトン東京お台場様|クリスマスツリーの木製オーナメント
ヒルトン東京お台場様の詳細については、フロンティアジャパンWood+コラム
お客様事例紹介|ヒルトン東京お台場様クリスマスツリー装飾 SDGs/ESGパーパス経営時代のノベルティにて
こちらはクリスマスシーズンに宿泊のお客様へ木製のオーナメントをプレゼントされていました。使用している木材は国産杉の間伐材でつかうことで森が守られます。
木をつかって森を守る。
以前のコラムでも書きましたが、日本の森の多く(6割強)は人工林や里山と呼ばれる森です。この人工林や里山の森では間伐や枝打ちといった人の手を入れることで木をまっすぐ太く成長させて、家などの建物の資材として使ってきました。
ですが、現代の日本ではそういった地域では過疎化と高齢化、さらに外国の安価な木材が入ってくることで日本の木は使われなくなってきました。そのため、人の手は入ってきた森は放置されています。
放置されると自然に森が戻る。と思われますが、実際は違います。
そういった森では、木々が密集しすぎて枝葉も鬱蒼として太陽の光がもりのなかに降り注がず、土の栄養も減っていきます。そうすると、木々は細く脆くなります。また、森には太陽の光が差し込まないので植物も元気を失い枯れていきます。こうなってくると森に住んでいる動物は食べるものが減って人里に降りて問題を起こします。また、細く脆くなった木は根っこも浅くなるので少しの雨で崖崩れをおこしたりします。
人の手がはいって守られてきた森は、人の手が入らなくなると崩壊します。
間伐材をつかうことでこの人の手をいれられます。木をつかい、森を適切に管理すると若く元気な森になり、放置された森よりも豊かな環境になります。SDGsでは、「陸の豊かさも守ろう。」の取り組みになります。また、管理された森を増やすことはわかく元気な森をふやして温室効果ガスの吸収量もあがり「気候変動へ具体的な対策を」のゴールにも貢献できます。
まとめ
実績紹介でした。
木をつかうことでSDGsや環境問題の取り組みにつながり、いきものの多様性や環境をまもります。ぜひ、MokuのOEM、オリジナル商品の開発でおしゃれな商品をつくるだけでなく、環境などにもいいとりくみをしませんか?
では、最後までお読みいただきありがとうございました。