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春になると、いそいそと渓流を登りフライフィッシングへ行きたくなるコラム担当がお送りいたします。
さて、フライフィッシングは基本的にはきれいな清流をフィールドにする釣りです。
そのため、ときに山奥の急峻な傾斜を登り、道なき道を突き進んでいきます。もちろん、水辺の滑りやすい石場や川のなかを深いところでは胸あたりまで浸かっていきます。「ここ道?」という危険なところも、散々に歩いて疲れて、そうやって1日釣り歩いても一匹も釣れないなんてこともあります。
これを人に聞かせると「なにも、そんな苦しい思いをしてまで…」と言われることがあります。
でも、自然の中で無心に魚を追う。あの時間が楽しくて、またいってしまいます。
そんな苦行、いえ、フライフィッシングと親戚とも言える存在に登山があると思います。
突然ですが登山好きなら一瞬で答えられるクイズです。
日本で二番目に高い山は、どこの山かご存知でしょうか?
その山は、標高3193mと森林限界(高木が育たない標高)を余裕で超える流石の標高を誇ります。
ちなみに弊社にて登山を愛する営業スタッフMは一瞬で答えられました。
日本で二番目の高さの山は、「北岳」
同じような標高3000m級の山のなかでは、比較的登りやすく頂上近くでキャンプもできるそうです。
山の特徴としては、森林限界を超えているのでアルプスっぽい雰囲気が楽しめる。とのことでした。
なお、富士山からは約60kmの距離で案外と近くにあり、その山から富士山を臨むと、ちょっと変わった姿を見ることができます。
日本で二番目の高さの北岳頂上からお隣の最高峰富士山を臨むとこんな感じ。
こちらのお写真は、お客様インタビューの山岳写真カレンダー製作実績の一枚からお借りしています。
コラム担当、こんな素敵な富士山の写真みたことないです…
今回のお客様インタビューは、山や星空の景色のいいところの風景に魅せられYoutubeにて「とよの山遊び」を運営されています。豊島様の山岳写真のカレンダー製作実績になります。
山を登ることになったきっかけ
「そこに、山があるから。」という世界的に有名な言葉は、1923年にイギリスの登山家ジョージ・マロリーがエベレストに挑戦するときに発したものです。今では、哲学的なニュアンスも混ざって人生の苦難を山に例えて用いられたりしています。
さて、豊島様が山に登ったり、風景のよいところへ行くようになったきっかけは、そこに山があるからというわけではなく、学生の時の部活動がきっかけといいます。
「学生の時に天文部に所属していて、“星空を撮る”という目的で山に行っていたのがきっかけです。より景色のいいところを求めて登山を始めました。」
星空の綺麗な場所を探していくうちに、景色のいいところにも興味が湧き、探してはそこにいって写真を撮ってを繰り返し、追い求めていったら登山に行き着いて、2年前からYouTubeに動画を投稿。今日(2023年3月末時点)では8.21万人の登録者のいるチャンネルに至りました。
とはいえ、やはり景色のいいところというと、人里から遠く離れた山奥にありがち。そんなところへ行く。となると、苦しいことやつらいこともたくさんあります。
「登ってるときはしんどいですけれど、帰ってから写真をみるともう……写真を見ながら思い出すとつらいことを全部忘れられて、また次へと行ってしまえる。そんな中毒性がありますね。」
いい風景に出会えることが、険しい山や危険な道を進む原動力になっていると言います。
山岳の風景写真カレンダーをつくろう。
「事例の写真でカレンダーのイメージがしやすく、こういう形になるというのが想像できました。」
風景のいいところを追い求める豊島さんのカレンダー製作。
実は1年前にも壁掛けカレンダーをつくったことがありました。
「昨年と違ったデザインでカレンダーを作りたい。」という思いで、いろんなオリジナルグッズがつくれるところをたくさん探していて、お客様からの”卓上カレンダーが欲しい”といった声もあったので、今回のカレンダーづくりでは、卓上カレンダーでオリジナリティが出せるところにしようと決めていたといいます。
「他の企業さんと比べても、MOKUのカレンダーが一番オリジナル性を発揮できそうだったので、オーダーしました。」オリジナルでものづくりができる。というところがかなり刺さったポイントとのことです。
とはいえ、写真が相当なクオリティで、それだけでもオリジナリティが発揮されています。
担当デザイナーHのデザインのポイント
写真がよかったのでカレンダーの台座となる木部は、それを引き立たせるためにシンプルに、名入れもロゴを焼印で木の味わいが感じられて写真の良さを邪魔せずにちょうどいい大きさを見極めて名入れの大きさを調整しました。
表紙の写真は黒部峡谷の下ノ廊下(しものろうか)と呼ばれる登山道。
下ノ廊下は、黒部ダム建設時に人力で荷上げをしていた作業道を登山道にしたもの。見ての通り切り立つ崖を荒々しく削り取り、人が一人通れるかどうかの道や垂直にかかる木の梯子や川の支流が道に被さるように流れていたりと、見ているだけでハラハラする登山道が黒部ダムへと続きます。
営業の対応やお手元に届いた商品についての感想を教えてくたさい。
「グッズ制作は、なにをしたらいいかがわからない中で担当がついてくださって、相談なんかにものっていただいて心強かったですね。」
よくあるEC系のオリジナルグッズ製作の会社ですとサイト上でつくりたいグッズを選んで、印刷範囲にデザインを流し込んで、でもフォーマットは決まっていて……と、オリジナリティを出すのには限界があります。
ですが、弊社では営業担当がついて、要望を汲み取ってこうしたほうが木の質感と写真の感じが合うからこうしましょう。という提案はもちろん、名入れなどのデザイン印刷などもグッズやノベルティ制作に関わっていないと分かりにくいことなどもわからないことや疑問点や不明点を直接聞くことができます。
「わからないことがあれば電話でこたえてくれて、スムーズで提案もいただけてよかったです。」との声もいただきました。
実は、今回のご注文は、スケジュールの都合で急いで内容を詰めないといけないこともあったようで、やり残していることは「来年のものは、もうすこし日付の部分を大きくしたり、写真のサイズももう少し大きくしたいんですよ。」とすでに来年の展望も…(ありがとうございます。)
「お手元に渡ったお客様からも木の香りがよい。とすっごい好評で個別にメールもくださった方もいらっしゃったんですよ。」と、私たちもとても安心いたしました。
どのようなお客様にお勧めできそうですか?
「オリジナル性のところをすごく柔軟性に対応いただけたので、自分だけのオリジナルグッズをつくりたいという方にぴったりだと思います。」
豊島様の今回のカレンダーは、初期のご注文個数はすぐに販売が終了し、追加のご注文もいただけたとのこと。
グッズ製作は、やはり反響がどれくらいあるか?どれくらいを見込んで作ったらいいかの判断がむずかしいところがあります。
初期ロットは反響を見ながら数を絞りつつ、反響を伺ってから大きな個数を注文する。というようなテスト販売にも対応できるよう私たちも頑張ります。
まとめ
豊島様の事例紹介でした。
オリジナル性にこだわって、素敵なカレンダーのお手伝いができたと思っています。
今回のお客様インタビューへの協力ありがとうございました。
豊島様Youtube [とよの山遊び]
ここからは、フロンティアジャパンのグッズがSDGsやエコフレンドリーな取り組みになっていますよ。といういつものまとめになります。
使うだけでSDGsになるノベルティグッズとして弊社の木製品は、国産の木をつかうことで、日本の森で課題となっている人の手がはいらなくなることでの荒れてしまう森を守ることにつながります。
今の日本の森では、林業による人の手が入らなくなったことで、森の環境がどんどん悪化してきています。
私たちは、この滞ってしまった人の手をノベルティグッズやOEMの木製品として木を切って扱っていくことで取り戻し、森と人のいまよりももっと幸せな未来をつくるお手伝いをしています。
また、弊社の木製品はつかっていただくことで脱炭素や炭素中立(カーボンニュートラル)の取り組みにも貢献いたします。
今回の豊島様のご注文でも、CO2削減となっています。
それでは最後までお読みいただいきありがとうございました。